kurai
真っ暗のなか家路を急いでいたら、道に迷いました
地下鉄の入り口がどこだかわかりません
公園の中に看板もない地下におりてく通路がありました
とっさにおりていきますが、ずっとずっと、続いていて、青白い蛍光灯が泥で汚れた階段を照らしています
底には地下鉄の駅はなくて、陰からでてきたのはパーカーを見にまとった、ヒゲが適当に生えた若い男の人でした
私に気づいてにらみながら、こっちへ来るなと、手を目の前でふるので、わたしは驚いて走って階段をかけのぼりました
そんな夢を見ているような感覚に陥るような、ことがありました。
あの人の目が忘れられません
そんな日でした
わたしの愛する友人の、ゆめが叶うことをねがってねます