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みえないものをさわる

外国語のはなし ジレンマと対策 (覚書)

 

外国語を学ぶ上で大切なことはいろいろあると思うけど

話したいのか 読みたいのか によって変わってくると思う

 

話せるようになりたいならその国に行くのが一番

ほんとにこれは真理だと身を以て経験しています

日本にいる時も習ってはいたけど話せはしなかった

こっちにきたらすべてが外国語

ただただ生活しているだけでもかなり聞き取れるようになるし話せるようになるよ

 

でもいくら現地に住んでいても 自然にまかせるだけだと限度があるのも確か

もちろん外国人だからどんなにがんばったってネイティブスピーカーにはおいつけないのだけど

私の目標はどうせ話すなら、きれいに豊富に、聞いてくれている人のストレスをできるだけ減らしたい。この一心でかなり苦労してきた気がします でも成果も感じてる。

 

誰に役立つでもない 自分の努力の覚書として学習方法を書き留めておこうと思いました

 

発音の基礎は一年たってからもう一度復習するべき

一度癖になってしまった発音は学習が進んでからでは治せない、ということで、まずはじめに発音をがっつりやる人が多いと思う。発音によって大いに意味が変わってしまう言語を学んでいる人はもちろん、特にそうでない言語を学んでいる人も。でもはっきり言って、発音ばっかりにとらわれてたら外国語を学ぶ喜びや楽しみなんてなくなってしまう。(性格によるだろうけど私の場合はね)それなら、短期でパーフェクトを目指すなんて愚かなことはせずに、発音は長い目で見て、継続的に治していった方が絶対いいはず。 

そして強調したいのは、一年たって、なんだか全貌が明らかになってきたかも、って時にもう一度、発音を徹底的に確認しなおすと効果的だと思う。その段階に達していると、語彙も増えて、文法も何となく把握できて、ぼちぼち話せるようになるのだけど、その分発音がおろそかになりがち。てか、忘れてる。だからもう一回初心に戻って発音練習をするのは大事。(へんなプライドが邪魔するけど。)

 

聞くときはシャドーイングの要領で

まずシャドーイングの訓練をすると後々ずっと役に立つと思います。そして話を聞くときはシャドーイングの要領で聞きましょう。特に始めたころは、その場でさっさと脳内変換できないから。ちょこっと遅れてでもいいから、完全に理解しようとしなくていいから、シャドーイングしていきます。これついつい忘れがち。でもたまに思い出してやってみると非常に楽です。

 

分からなかったらすぐ書き留める

会話をしていて、本を読んでいて、分からない単語が出てきたり、分からない言い回しが出てきたらすぐにかきとめる。実際に書くのが面倒なら、頭のノートにしっかりかきとめる。そしてできるだけ早く、辞書を調べる。これを習慣にしていくことで語彙や言い回しは確実に成長していくと思う。書き留めているから、後で見直してもなんだか達成感につながる。

調べると言っても、実は私は真面目な辞書をもったことがない。これが吉と出ているのか凶とでているのかは、自分ではよくわからないのだけど、普通にしゃべれるようになりたいくらいだったら、iosの内蔵辞書で十分だとおもう。外国語を勉強しているアップルユーザーにとってこのios辞書はかなりありがたい。ネット上で外国語の資料を読んだり、epubで本を読んだりしているときにわからない単語があれば、ドラッグして辞書っていうボタンを押せば意味が出てくる。しかもちゃんとした解説つき。これに気づいていない人が意外と多いので、もったいないなあと思う。それもそのはずこの内蔵辞書独立したアプリになっていないから存在感なさすぎるのだ。そこでわたしがこないだみつけたのがこのアプリ

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 検索タブ feat.内蔵辞書検索

これ内蔵辞書を検索できるアプリ。めっちゃ便利。しかも履歴が残るから自然と以前に調べたものを復習できてしまうんだよね。もっと早く知っておけばよかった。

 

会話しているときも言語学習の思考回路を忘れない

学ぶは、まねぶ。とよく言いますが本当にその通り。とくに言語なんて、みんなお母さんの真似をして習得していくものなのだから、真似なくしては上達はあり得ないと私は思っています。だから、恥ずかしがらずに真似することは大切です。特にその言語を話す友人と会話しているときには、学習モードをいつも始動させて、アンテナを張って、真似できそうな言い回しを脳内クリップボードにコピーしておきます。そして、もうその会話が終了するまでの間に最低一回はその言い回しを使ってみること。早い段階で一度使うと、脳は覚えやすいみたいです。

 

悲しくなったら離れよう

言語の学習をしていて突然訪れるのが失望です。もう無理、、、これ以上伸びない、、、って思って、まるで今までの苦労が無駄だったように思えるのです。特にネイティブスピーカーの子供と話している時。くっっ、、こんなコドモがぺらぺらと話しているのに大の大人がこれかよ、、、となる事がよくあります。外国語の上達は階段式。ある程度のぼると、突然停滞期が訪れるそうです。

悲しくなったら少し言語学習にフォーカスするのをお休みしましょう。他のことを考える。一気に離れて、日本語に浸ってみましょう。大丈夫、一回離れてもきっとまた、明日、3日後、一週間後、にはちょこっと話したくなってくるはずです。心配しすぎずに一回離れると、もう一度始めた時にはもっとフレッシュな気持ちで楽しく学習できます。でまたジレンマに陥ったら、休憩すればいいんです。

 

外国語の楽しさは、コミュニケーションの幅が広がるっていうのももちろんあるけど、自分の考え方を広げるチャンスにもなると思う。

自分の失敗を笑えるようになったり

言葉では伝わらないことの多さに気づいたり

どんなに国籍が変わっても共通の感情があることに感動したり

人間の脳の偉大さに気が付いたり

長い歴史を経て発展してきたひとつのツールを、体で味わうことができるのはある意味とってもロマンティックなことで

 

ナチュラルに楽しんでいけたらと思います