hoho!

みえないものをさわる

asa


朝のしらんで行く空が好きだったのをはっと思い出して、そして今話題のエクストリーム出社という言葉がずっと頭の中にこだましていて、プラスほっぺの肉が日に日にプニプニしていく気がして、朝は学校まで歩こうと決めました。

約3キロ。普段は地下鉄かバスを使います。
どんどん歩いて行くと、その道がバイパスに繋がっていて、車が猛スピードで向かってくる、歩道がほとんどないような道を、ここで死ぬのかなあなんて考えながら地図の言う通りに進みました。
でも、なかなか空が明るくならないので不思議に思っていると、見上げた空には分厚い霧に阻まれた太陽の光が行き場をなくしたように溜まって、淀んでいました。もう太陽は出ていたんだな。そういえばカラッと晴れた日なんて、この3ヶ月で5日もなかったような気もします。結局朝のしらんで行く空は見えませんでした。靴が少し減っただけです。ちょうどharuka nakamura のアルバム一枚が終わると同時に学校に着きました。一時間くらいかかったと言ったら、アメリカ人にファックと言われました。彼はなんでもファックします。